|
2001.6
ボールを狙い通りに投げることは野球やソフトボールと同じことでやや難しいと思われます。ボウリングの場合はアプローチやレーン上に目印がついていますので投球動作そのものにブレが少なければかなり正確に投げることができます。そのためにはアプローチの歩き方(足の運び方)と腕の振り方が大切になります。
前回までにご紹介しました「ボールを転がすライン」が決まれば、投球動作に入るとき「アプローチ上の立つ位置とファールライン手前のリリースドットを決め、スパットをしっかり見て(腕を振り)歩くことに専念してください。遠方のピンを見ながら歩くと誤差が大きくなります。
・ 基本的なアプローチの歩き方<4歩助走>
「まっすぐ歩く秘訣は左足と左腕」
片手にボールを持っているので、決めたラインをまっすぐ歩いているつもりでも、ブレが出やすいものです。それを防ぐにはちょっとしたコツがあります。図1に示しますのは右投げ用ですが2歩目と4歩目の左足のおき方を見てください。肩幅ではなく右足の軌跡に合わせるように歩くのがコツです。意識をかかとで合わせるように逆ハの字ぎみに歩くと良いでしょう。
また左腕は真横に開きバランスをとり上半身へのゆれを少なくことを心がけましょう。
これができれば下半身がしっかりし、上半身を支えることになります。このとき上半身は過度に前かがみになったりせずに、膝、腰を曲げて垂直に保ってください。ボールを持つ手の右肩が振子運動の基点となっているわけですから、アプローチを歩く時には肩が前後左右に動けば正しい振り子運動にならないのです。(左手を使ってください「真横」をできるだけ保つことです。)
|
・ まずアプローチは走りません。両足をそろえ、つま先をやや開きます(逆ハの字)
・ 第1歩目・右足をまっすぐ前に運ぶ、軽く、小幅で(すり足やつま先で歩かない)
・ 第2歩目・左足は右足の前にかかとから運ぶ。1歩目よりは少し広く前に出す。
・ 第3歩目・右足はまっすぐ前に(左足の前)になる2歩目と同じ歩き方で広く前に
・ 第4歩目・左足は右足の前に運びながら右足(軸足)の膝を軽く曲げ左足を前方に向け軽く滑るようにスライドする。=体重が移動する。かかとからスライドし、つま先でブレーキ(スライド止める)の形をとると、体のバランスが崩れず腕がまっすぐ振れる。
・ 左手はいつも真横(90度)に開いて上体のゆれを少なくする。 |
・ ボールを持っての腕の振り方 腕の振り方、ボールの投げ方の基本も紹介します。 よくボールを放すリリース時に手首や腕を曲げたり、手首をひねる人を見かけますが、それでは勢いのあるボールは投げれません。図2を参考に説明します。
|
ボール投げる基本は
・ ひじを伸ばして腕を振る。
・ ボールの重さを利用して振る。
・ ボールの持ち方は手の平がボールの表面に触れるまで指を深く入れてもつこと。
・ 右手・親指は11時から12時の方向に向いたままの投球を心がける。 |
この4つに注意して投球してみて下さい。きっと勢いの良いボールが投げられます。
ボールを置きに行くような投げ方や腕・手首をひねってボールを曲げようとするのは、かえって逆効果です。指がスムースに抜けないので回転が悪くなる原因になります。
ひじが曲がるのも良くありません(投げ終わった後に自然に曲がるのは構いません)。
色々、説明してきましたが実際に投球するときは考えすぎないようにして、おもいっきり投げることが大切です。楽しんでやってください。
次回は中級レベルへの挑戦!「ボールの曲がりを利用してのピンの倒し方=ストライクの確立が上がるコース」についてお話します。お楽しみに
文:大阪市ボウリング協会
副会長 砂古口 信夫
|