「武術はすべて護身の技から始まる」という考えのもとに、1973(S48)年「全日本護身道連盟」が発足しました。その後、名称を「スポーツチャンバラ」に変え、伝統武道の重々しさとは一味ちがった親しみ易さで、「昔あそび」の代表であるちゃんばらを今の時代に復活させました。その間、安全な用具作りを進め、またルールを簡素化することで、全国に愛好者を拡げて来ました。

  競技人口が増えるにつれ、レベルは高くなってきました。大阪から毎年全国大会や世界大会の入賞者を出しています。一本勝負にかける気力と高度な技を要求されるスポーツチャンバラは、競技スポーツにふさわしい資質を持っていると自負しています。

  一方スポーツチャンバラは、日本の伝統的な遊びから生まれたこともあって、子供から学生、青年、高齢者まで広く受け入れられる可能性を持っています。今後、年齢や男女差を超えて、誰もが楽しめる<生涯スポーツ>として発展することでしょう。「どこを打ってもよい、どこを打たれてもいけない」に象徴される制約の少なさも、スポーツチャンバラの大きな利点です。 私たちはこの競技を、武道の持つ礼儀正しさとスポーツの持つ健康さを併せた、近代的な格闘競技として発展させたいと考えています。

  当協会は講習会や研修会などの普及活動を行い、近畿大会、大阪大会をはじめ、審判講習会、段位審査会を数多く実施しています。また自治体や地域、民間団体の要請を受け、市民フェスティバル、スポーツ祭典など各種イベントにも積極的に参加協力しています。
   
 
試合、対戦について

<ルール>
3分間1本勝負、延長2分。決勝戦のみ3本勝負。相打ちは両者負け。
場外反則2回で負け。転倒しても、剣を落としても試合続行。
剣が相当の強さで先に当たった方が勝ち。全身が有効打突部位。
1対1の個人対戦が基本ですが、2対2、大人対子供3人などの組合せもあります。
また、「合戦」や「城攻め」「サバイバル戦」の集団戦は特に子供たちに人気です。
年齢や力の差があるときは得物を変えてハンディをつけることもできます。

<試合場>
通常7m×7mの正方形。6m〜9mの範囲でコートの大きさを変えることもできる。

<得物>
短刀45cm、小太刀60cm、長剣100cm、杖140cm、槍210cm、棒210cm、得物組合せで盾小太刀、二刀。
<技>
スポーツチャンバラは指定された部位しか打ってはいけない、というような制約はありません。構え方、足の運びなども自由で、形式にとらわれず、実戦性に富んでいます。代表的な技は次の通りです。
●護身打ち・・・扇(おうぎ)打ち、掬(すく)い打ち、廻(まわ)し打ち、押さえ打ち、はね打ちなど
●囲い技・・・面囲い、胴囲い、肩囲い、下囲い、足囲い、突き囲いなど
●避(よ)け技・・・反り避け、胴引き避け、足引き避け、伏せ避け、飛び避け、足あげ避けなど
 
資格について
スポーツチャンバラは段級制度を設けています。子供の場合は10級から始め、2、1級に進んでいきます。中学〜高校で初段に挑戦するパターンが多いようです。他にインストラクターや審判資格もあります。
 
スポーツチャンバラについてのお問い合わせ
大阪スポーツチャンバラ協会 (近畿地域連絡協議会)
〒590-0515 大阪府泉南市信達六尾596
TEL:072(483)2747 FAX:072(484)0641  
URL:http://www.spochan.jp E-mail:osaka@spochan.jp
all rights reserved by Osaka City Amatuer Sports Association.